地域防災活動

 梅雨期の長雨や集中豪雨、さらには台風襲来時などには河川の氾濫や土砂災害が市民の安全を脅かします。
 このため、「いざ」という時には福岡市内全域に所在する協力会会員107社(R5.4.1現在)が、行政と連携を取って福岡市民の皆さんの安全確保を図ります。
 この地域防災活動を、円滑かつ効率的・効果的に実施するため、協力会では毎年「災害対策実施要領」を作成し災害出動態勢を確保すると共に、防災訓練の実施など災害の発生に備えています。

 

福岡市民総合防災訓練及び福岡市道路下水道局水防訓練への参加・協力

 福岡市では毎年5月、災害対策基本法等に基づき市民の防災意識の高揚や災害対応能力の向上等を目的に「市民総合防災訓練」を実施しています。
 協力会では、地域防災活動を担う立場から防災訓練に参加し、市民や区役所職員の皆さんに対する土のう作製・土のう積みの指導・訓練を行っています。
 同様に、毎年5月末に実施される「福岡市道路下水道局水防訓練」にも参加し、市役所職員の皆さんに対する指導・訓練を行っています。
 又、これらの訓練で作製された土のう約1,500袋は、梅雨時期等に河川の氾濫等に備えるための『浸水対策土のう』として、各区の水防倉庫などに備蓄されます。

 

違反広告物除却ボランティア

 現在、福岡市は人口約150万人の大都市に発展し、陸・海・空(高速道路・新幹線、港湾、空港など)の交通網整備もあって、国の内外から毎年1,600万人を超える大勢のお客様が訪れます。
 このため、協力会は都市景観を維持し福岡を訪れるお客様を温かくお迎えしようと、福岡市と連携して市内主要幹線道路に設置されている違反広告物の除却ボランティア活動を定期的に行っています。
 平成9年の活動開始当初は除却数が一日に4,000~10,000枚の時期もあり、毎回二日がかりで大変な作業を続けておりましたが、ここ数年はこれまでの活動の成果かどうか分かりませんが除却数が随分少なくなっており、トラック約30台、作業員約90名が出動し作業延長約500キロメートルを半日程度でこなしています。

 
チャリティーゴルフ大会

 協力会では、社会福祉に役立てていただくためのチャリティー事業として、会員参加によるチャリティーゴルフ大会を2年に1回実施しています。
 毎回、10万円程度の益金が集まりますので、福岡市社会福祉協議会などに寄付させていただいています。

 
飲酒運転撲滅運動
 福岡市及び福岡県では平成18年8月に福岡市東区海の中道大橋で発生した飲酒運転死亡事故を契機に飲酒運転撲滅のための様々な取り組みが行われてきましたが、飲酒運転による事故は後を絶ちません。
 協力会においてもこの深刻な状況を行政とともに打破すべく、地域の安全・安心を守る地場土木建設業団体の新たな決意として、全会員・全社員の参加による「飲酒運転撲滅運動」に取り組んでいます。

 

献血運動

 協力会では、平成25年度より新たな社会貢献活動として「献血運動」への取り組みを開始しました。
 この運動は、従前から取り組んでおられた(社)福岡県建設業協会の指導・協力を得ながら、同協会と共同で実施するものです。
 実施時期は、輸血用血液が不足する年末の11月初旬から12月末にかけてで、福岡市内3ヵ所の献血ルームで会員の皆さんの自由な時間に献血していただきます。
  ◆献血ルーム・おっしょい博多 … 博多バスターミナル8階(博多区博多駅中央街2-1)
  ◆献血ルーム・ハッピークロス イムズ … イムズビル8階(中央区天神1-7-11)
  ◆献血ルーム・キャナルシティ … キャナルシティビジネスセンター1階(博多区住吉1-2-25)
 また、献血ルームのほか、「土木の日」である11月18日を中心に献血車の出動を要請し、会員をはじめ一般市民(通行人)の方々にも協力をお願いしてまいります。献血車は、福岡信用金庫様のご協力をいただき福岡市中央区天神一丁目の「福岡信用金庫本店前広場」に配置いたします。

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